« 2010年7月 | トップページ | 2010年10月 »

2010年9月の投稿

PROJECT DARK(仮称) SSかよッ!

ユエル    「こんばんはッスよ~!」
ヘイゼル   「あれ? オリジナルはまだ完成してねえんじゃね?(;´Д`)」
ユエル    「TGS(東京ゲームショー)で遂にデモンズの直系となる“PROJECT DARK(仮称)”が発表されたッスよ”(゚∀゚)」
ヘイゼル   「あー、待ってたもんな、お前……」
ユエル    「で、ディザームービーを見てたら、我慢しきれずにSS書いちゃったッスよ!(゚∀゚)」
ヘイゼル   「待てや! 一分弱の動画で何を理解したんだ!? どんだけのフロム脳だよ!?(;´Д`)」
ユエル    「長年鍛えられたフロム厨には何ともないぜッス!(゚∀゚)」 

身近に同胞が居ないのが口惜しいッス~!
正に誰得のSSをどうぞッスよ!

--------- 開始 ----------

色の無い濃霧が世界を覆っている。

かつて、老王オーラントが解き放った原初の猛毒はゆっくりと世界に広がり。
霧は世界を無数に溶かし拡散し、やがて世界は滅んだ。
そこには唯、色の無い濃霧だけが残された。
私はその中で在りし日を夢見たまま、ただ其処に存在している。
あの霧の裂け目を目指し、ボーレタリアにやって来たのは……一体何の為だったろう。
今となっては、もう思い出す事は出来ない。
誰かを追っていた気もする。
唯、富と名声を求めていた気もする。
世界を救いたいと言う高名な野心だった気もする。
しかし“楔”と言う枷に繋がれた私に待っていたのは繰り返される殺戮の日だけだった。
悪魔の尖兵に斃され、失った生身の肉体。
代わりに手に入れたのは楔に繋がれ死ぬ事も叶わぬ儚い幽星(アストラル)の身体。
肉体を取り戻す為には、霧を生み出すデーモンの長を斃すか、同じ様にこの世界で戦う肉体を備えた戦士から奪うしかない。
だから私は戦った。
生者を妬む不死者(イモータル)の様に肉体を供える者に襲い掛かった。
失った生身の身体を取り戻す為に、黒い欲望に身を燃やし、鬼人となって戦った。
されど、勝利する機会は少なく、敗北する事は多く……。
初めは勝つ事に執念を燃やした私だったが、何時しか勝利する事が目的ではなくなり。
唯、戦う事に悦びを見出すようになっていた。
殺して、殺されて、斬られて、斬り返す……。
命の遣り取りに明け暮れる日々。
滅亡へと向かう世界の中で、戦う事が私の悦びだった。
だが、今となってはそれは叶わぬ望み。
濃霧に支配され、終焉を迎えた世界で戦いを求める事すら叶わず―――。
私は此処で在りし日を夢見たまま、ただ存在している。

ふと―――火が見えた。
疾うに滅びた筈の世界に炎が見えた。
濃霧の中で彷徨う者を導くかのように揺らめく灯火。
訝しむ私の意識に、炎が爆ぜる微かな音色に交じり声が聞こえる。
正しくは声ではないが、意識に直接呼び掛ける声が―――。

さ……げ……。

さ……さ……よ……。

ささげよ……。

捧げよ……。

在りし日を夢見る者よ……。

汝が真に、その過去への回帰を望むのであれば……を捧げよ……。

声は次第にはっきりと理解できるようになっていく。
では、何を捧げよと言うのか?

『人間性を捧げよ―――』

人の心を捧げよと、声は言う。
人間としての質(たち)―――。
正義、勇気、誠実、友情、感謝、礼儀、思いやり、信頼、助け合い、感謝、謙虚……。
そんな物を捨て去るだけで……それだけで戻れるのか?
斯くも容易な贄と引き換えに、あの忘れられぬ戦いの日々に戻れると言うのか?
もし、本当にそれが叶うと言うのなら……。
我が身は既に外道と化し、修羅道へと堕ちたる鬼畜だ。
今更、何も躊躇う事ではない。
故に―――。

『捧げ……る』

“応えた”声に驚いた。
それは濃霧の中で頭上から、背後から、足下から、近くから、遥か遠くから……姿形は見えずとも無数の反響となって意識に届く。
ああ、待っていたのは自分だけではないのだと笑う。
こんなにも多くの同胞(はらから)も望んでいたのだ。
巨大な石積みで建てられた古城の苔むす臭い……。
赤い砂礫と高炉に解けた溶鉄の臭い……。
錆と血に塗れた拷問器具に残る鉄の臭い……
乾いた潮風が運ぶ死の臭い……。
光届かぬ谷の底で澱み腐り果てた水の臭い……。
その世界で繰り広げた、あの、戦いの日々を―――。
熱に浮かされたような狂乱の中、血の飛沫と苦悶の呻きに酔った、あの日々を―――!
信者の祈りが合唱めいた調和を生み、それを聞き届けた炎は満足したのだろうか?
やがて……炎は静かに明滅し声と共に消えて行った……。
どうやら、まだ“その時”ではないらしい。
だが、その時は何れ訪れるだろう。
だから私は待っている。
この胸を焦がし待っている。
新たな戦いをもたらし約束の地へと導いてくれる道標……。

―――あの“炎”を―――

| | コメント (0) | トラックバック (0)

謝肉祭

ユエル    「時代はエコッスよね(゚∀゚)」
ヘイゼル   「あ? 何だ唐突に(;´Д`)」
ユエル    「家電のエコポイントとかエコカー減税とか、政府が何かけし掛けてるっぽいッスよね?」
ヘイゼル   「まあ、何とか議定書とか、色んなとこで頑張っちゃったからな…」
ユエル    「街の中でもエコが付く文字を良く見かけるようになったッスね。一億総エコ化も近そうッス!」
ヘイゼル   「タバコの値上げも二酸化炭素対策だったりしてな(゚∀゚)」
ユエル    「エコエコアザラク、って何か凄いエコって感じッスよね!」
ヘイゼル   「そうだね、プロテインだね(゚∀゚)」
ユエル    「……ヘイゼル、仕事しろッス! 人が折角ボケてるッスのに!?(゚Д゚#)」
ヘイゼル   「いちいち、お前はメンドクセエんだよ! だから今日は何が言いてえんだ!(#゚Д゚)」
ユエル    「つまり、私もエコに参加したいと言う事ッスよ! このブログを使ってなッス!(゚Д゚#)」
ヘイゼル   「ブログで…エコ…? ( ; ゚Д゚)」
ユエル    「HDを整理してたら出てきた、このオリジナル短編小説を使ってリサイクル更新するッスよ! このブログはエコに協力していますッス!(゚∀゚)」
ヘイゼル   「ようするに、手抜きじゃねえかッ! Σ(´Д`lll)」

【謝肉祭】

 六帖一間の狭い部屋、通りに面する窓を開けると、目の前に巨大なコンクリートの建物達が天を貫くばかりにそびえている。灰色の無機質なセメントの塊は、何処か墓石を連想させるので、俺はそれが好きではなかった。
 文明の発展を進化と呼ぶならば、その進化を放棄……いや進化の系統樹から見放され、打ち捨てられた局外者の様に、そのアパートは東京と言う都市の中で、壁の中を這い回る鼠の様に、人知れず其処に存在した。
 しかしそれでも、東京という街の中に取り残された様に建っている、賃貸料の安いこのアパートは、まともに仕送りを送って貰えない、俺の様な貧乏学生にとって、すがって生きる事の出来る数少ない場所なのだ。

 ―――六月―――

 今年もまた、嫌な季節がやって来た。
 例年と同じ、鬱陶しい程の湿度と連日の雨が、空と同じ様に俺を暗澹(あんたん)とした気持ちにさせる。
 だが只一つだけ、今年は例年と違うモノがあった。
 陰鬱(いんうつ)な気分に更に追い打ちをかける、この臭気……腐った肉の臭い。
「ごめんなさい。部屋の冷蔵庫が壊れてしまって、お肉を腐らせてしまったの」
 隣の部屋の女は、そう言った。
「お肉は好きなんだけど……一度に食べられる量が少ないから、いつも余ってしまうんです」
 女の年は俺と同じ位だろうか?
 拘りが有るのか、女は何時も白いノースリーブの麻シャツと、白いロングスカートを身に着ていた。最近では珍しく、黒く艶やかな髪を背中の中程まで伸ばし、前髪は眉の下で神経質そうに綺麗に整えてある。顔は欠点が無い。良く言えば整っていると言われる部類なのだろうが、口元に薄っすらと浮かべる、どこか病んだ様な不快な笑み。
 それが―――

 『理由(ワケ)有りの女』

 俺に、その言葉を連想させた。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 梅雨空に五月晴れを期待する俺の気持ちを裏切り、巷には今日も無情の雨が降る。
 起き掛けに、部屋の壁に画鋲で留めてあるカレンダーに目を移し、俺は今日が可燃ゴミの収集が有る事を思い出していた。
 先週は、うっかりと可燃ゴミを出しそびれてしまっていた。流石に、この時期に生ゴミの混ざった可燃ゴミを部屋に置いたままにするのは気が引ける。両手に半透明のゴミ袋をぶら下げ、俺は部屋を出た。
 アパートの各部屋を結ぶ、共同の廊下は老朽化が激しい。薄暗い廊下を床を軋ませながら歩いていると、丁度、隣の部屋の女が階段を登って共同廊下に差し掛かる場面に出くわした。俺が軽く会釈すると、女も挨拶を返す。女が登って来た階段側から、外の光は入ってくるが、廊下は全体的に薄暗い。逆光を受けた女の顔は影となり、何時も通りの病んだ笑みを浮かべる様は、何時も以上に俺を不快にさせた。
 女は足を止め、俺を待っている様子を見せている。流石にそれを無視して擦れ違うのは気が引け、立ち止まった俺は、女と僅かばかりの世間話をする羽目になった。
「あなたもゴミ捨てですか?」
 女が俺が両手に持っているゴミ袋に目を移し尋ねて来る。俺は肯定の返事をすると、先週ゴミを出し忘れた事を苦笑交じりに告げた。
「……そうですよね、この時期は食料品が傷みやすくて困りますよね。だから私も結局、棄てることになっちゃうんです。……お肉が余るから」
 俺の言葉に、女はクスリと声を小さく笑う。口元には病んだ笑みを湛え続けたまま。
 梅雨特有のじっとりと身体に纏わり付く様な空気の中、何時もの白い服を着た女から漂う、甘い体臭に混じる臭気……腐った……肉の臭い。
 低俗な欲も冷める程に気分が悪くなる。
 折角の見て呉れだが、隣室に居られるのは、ハッキリ言って迷惑な類の気味の悪い女だった。
 ……思えば彼女は、何時から俺の隣に住んでいたのだろう?
 俺は女の名前も知らない。女の部屋の入り口には、その存在を示す表札も無かった筈だ。
 いや違う。そもそも、俺はこのアパートに住んでいる住人の事を何も知らない。たまたま廊下で擦れ違うときに挨拶する事もあるが、俺達は他人の存在に極力、係わらない様にして生活している。助ける事も無ければ、助け合う事も無い。冷めた都会の人間関係と言ってしまえば、それまでか……。
 そそくさと女に別れを告げ、アパートの直ぐ脇にある収集所の鉄製の籠にゴミを出し終えると、傘を持たずに部屋を出ていたので、小走りに部屋に駆け戻った。
 部屋のドアを開けようとドアノブに手を掛け、ふとある事に気付き、俺は手を止めていた。
 気のせいか……。
 最近、この廊下で他の住人に擦れ違う事が無いように思える。ほの暗い共同廊下は、ヤケに静かで、まるで住んでる人間等居ないかの様だ……。

(お肉が、余るから……)

 何故か女の病んだ笑みが脳裏を掠める。
 何故、あの女が浮かぶ……俺は頭に浮かんだ女の姿を掻き消すと、部屋に戻った。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 何時果てるとも知れない、厚い灰色の雲が広がる梅雨空。
 今日も雨は止まない。
 加えて、俺を不快にさせる、肉の腐る臭いが部屋から離れない。
 部屋の窓から陰気な気分で空を眺めていた俺の耳に、部屋のドアをノックする音が聞こえる。鬱気を振り払いドアを開けると、其処には隣の部屋の女が立っていた。
「良いお肉が手に入りました。でも、一人じゃ食べきれないので……良かったら、一緒に食べませんか?」
 何時もと同じ白い服、艶やかな長い黒髪、誘うような笑みに、病んだ様な妖しさを浮かべて女は言った。女の甘い体臭に、腐った肉の臭いが織り交ざっている。

 六帖一間の狭い部屋、通りに面する窓からは、天を貫くばかりにそびえる巨大なコンクリートの塊が見える。
 当たり前の様に、雨は止まない。
 そして今日も、部屋に肉の腐る臭いがする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【PSU-L・O・V・E】今更なのに登場人物紹介 その壱

ユエル    「お久し振りッスよ~!(゚∀゚)」
ヘイゼル   「本当になぁ…('A`)」
ユエル    「今回はPSU-L・O・V・Eに登場するキャラの自己紹介を…」
ヘイゼル   「待てや! 新規オリジナルはどうした! そして何で“しんき”と入力すると最初に“神姫”が出てくる! 更に何で今更終わった小説のキャラ紹介を!? Σ(´Д`lll)」
ユエル    「二つ目は私の知ったこっちゃないッスよ!(゚Д゚#)」
ヘイゼル   「スマンかった! (#゚Д゚)」
ユエル    「どういたしましたッス!(゚Д゚#) んな事はどうでも良いッスよ! …実は今、PSU-L・O・V・Eの小説を外部の投稿サイトに載せてるッスけど、SS(スクショ)の掲載が出来ないからイメージが伝わり難いッスよ…」
ヘイゼル   「それは中の人の力量不足じゃ…(;´Д`)」
ユエル    「それは言わない約束ッスよ、おとっつぁん!」
ヘイゼル   「誰が親父か!(#゚Д゚)」
ユエル    「と言う事で、あっちで出来ないなら、こっちでやれば良いじゃない! の法則でこっちでやる事にしましたッスよ(゚∀゚)」
ヘイゼル   「Σ(´Д`lll)」
ユエル    「昔の人は良い事を言ったッスよ? 『チラシの裏でやれ!』って、だから此処で(チラ裏)でやるおッス!(゚∀゚)」
ヘイゼル   「誰が上手い事を言えと言った! Σ(´Д`lll)」
ユエル    「それでは一見さん用登場人物紹介、はっじまるよ―――ッス!(゚∀゚)」

Photo

ヘイゼル・ディーン
種族:ヒューマン 年齢:20歳 職業:フォルテファイター
パルム出身。
ヘイゼルの瞳を持ち、どこか人を寄せ付けない雰囲気を持つ。
ガーディアンズ訓練生時代から素行の悪さ、協調性の無さから教官や同僚からは疎んじられていた。
戦技能力は本人のやる気の無さが災いしてか、中の上と高くは無い。
キャストが嫌いで、望んでガーディアンズになった訳ではなく、生きる為にガーディアンズになったと言う彼の護るべきモノは未だ見えない。

01

ユエル・プロト
種族:キャスト 年齢:16~17歳に相当 職業:ウォーテクター
雨のパルムでヘイゼルが出会った記憶喪失の少女型キャスト。
記憶を失う前の自分が、ガーディアンズであったと知り、再び人々の為に働く事を決意する。
だが記憶や経験を失っている為、その実力は未知数である。

ビリー・G・フォーム
種族:ヒューマン 年齢:20歳 職業:フォルテガンナー
ガーディアンズコロニー出身。
豪奢な金髪をイカしたリーゼントに固め、付きあげたモミアゲが特徴。
女性に目が無い、お調子者の目立ちたがり。
訓練生時代に何故かヘイゼルを気に入り、行動を共にする様になった彼の悪友。
しかし、行動と外見とは裏腹に、頭の回転が速い切れ者。
訓練生時代に教官から、キャストを超えると絶賛された天才的な射撃センスの持ち主だが、本人にはあまり向上心が無い。

ユエル    「PSUだとリーゼントが再現できないため、キャラクリしてもらえない人ッスよ(゚∀゚)」
ビリー    「ちょwww泣いていいですかwww Σ(´Д`lll)」

Photo_5

アリア・イサリビ
種族:ヒューマン(ニューマンとのハーフ) 年齢:18歳 職業:フォース
ニューデイズ出身。
古式ゆかしいニューデイズの様式を嫌い、父の反対を押し切って、ガーディアンズになる為と称してガーディアンズコロニーに移住する。
都会的なパルムの最新式ファッションを好む、勝気でお洒落な少女。
ある理由でヘイゼル達と知り合い、行動を共にするようになる。(勝手に付いてきたりする)
訓練生を卒業したばかりでフォースとしての力量は未熟だが、ニューマンの父より受け継いだ高い精神力を持ち、今後の活躍が期待されている

モリガン・ホプキンス
種族:ヒューマン 年齢:28歳 職業:キャスト専門医師(工業技術者)
ガーディアンズ・パルム支部でキャスト専門医を勤める傍ら、工学分野で博士号も取得している才女。
メンソールの煙草を好む、怠惰な風体の美女。
8年前、ヘイゼルがガーディアンズ養成幼年学校に居た時に、研修医として同校の保険業務に当たっていた。
当時、妖しい魅力から学生達には、『妖姫モリガン』と呼ばれていた。

ユエル    「メインじゃないのでキャラクリしてもらえ……」
モリガン   「……」
ユエル    「……ないです(゚Д゚;)」

Photo_6 

ジュノー
種族:パートナーマシナリー(PM) 型番:GH-450(法撃型)
ガーディアンズに支給される万能マシナリー。
炊事、洗濯、お留守番にミッションへの参加もする。
ヘイゼルは法撃支援を望み、GH-450型を選んだ。
主人に対しても割りと遠慮のない事を言うが、悪意は無いようである。

そんなこんなで内容が変わったら今後もちょくちょく変えていくッスね!(゚∀゚)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年7月 | トップページ | 2010年10月 »